こんにちは、かじもり(@kaji_mori)です。
今回は、銀行業の自己資本比率が低い理由について書いた記事になります。
日本の高配当株を個別でポートフォリオを作り、それをメンテナンスする上で自己資本比率は50%以上の銘柄を選ぶのが良いとは言うものの、銀行業にはそれが当てはまりませんよね・・・
分散の観点から銀行業もポートフォリオに加えたいと思っている方もいると思います。
今回、銀行業の自己資本比率がどうして低いのか理由を理解し、どのような銘柄を買うべきか判断ができるようにと思い記事にしました。
ポイントは、銀行業は預金者から集めたお金は返すべきお金だから負債となるのです。
良ければ最後まで読んでみて下さい。
私は、日本高配当株を個別で集めて高配当株ポートフォリオを作っています。最新のメンテナンス状況は、「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年6月」を参考にしてみて下さい。
ポートフォリオメンテナンスではなくまだ高配当株投資を始めてないけど興味がある方は、「高配当株投資の配当金シミュレーションがモチベーションを上げる」を参考にしてみて下さい。
また、高配当株ポートフォリオを作り始めたいんだけど最初何を購入をしたらいいか迷って前に進めない方は、「2020年5月から始めた日本高配当株ポートフォリオ」を参考にしてみて下さい。私自身ここから始めました。
もくじ
銀行業の儲け方

銀行は預金者に利息を払うことで預金を集め、その集めたお金を個人や企業に貸す。貸した時の金利と預金者に払う利息の利ザヤで儲ける。
自己資本比率が低くなる理由

預金者のお金は、勘定科目で言えば預金であるが、借りたものであり、返さなければならないお金のため負債となっています。
このような背景から負債を多く持つことで自己資本比率が低くなってしまうという状況ですね。

儲けのしくみ、自己資本比率が低くなってしまう理由を理解しましたので財務諸表の分析をしてみましょう。
財務諸表の分析


自己資本比率は大体4%以上のためその他の部分で確認していきます。
まずは、高配当銘柄の銀行業を抽出していきましょう。
詳しいやり方は、「楽天証券iSPEEDを使った銘柄スクリーニングの方法」を参考にしてみて下さい。
抽出した銘柄をYahoo!ファイナンスを使って財務状況を確認していきます。
内容は営業利益率10%以上、配当性向50%以下、PER15倍以下、PBR1倍以下という基準で選定すると
40銘柄ぐらいあった銘柄が12銘柄になります。
詳しい銘柄選定については、「Yahoo!ファイナンスのポートフォリオを使った銘柄選定」を参考にしてみて下さい。
その後は、IRバンクを使って気になった銘柄の過去からの推移を確認し判定します。
詳しい銘柄選定については、「高配当株メンテナンスにおけるIRバンクの使い方」を参考にしてみて下さい。
上記のような選定内容は銀行業の自己資本比率が低いことを理解していれば、他の業種と同じような自己資本比率50%はいかないので、自己資本比率の選定基準を除けば同じ方法でいいように感じました。
銀行業の自己資本比率はなぜ低い?メンテナンス時の選び方まとめ

- 銀行は預金者に利息を払うことで預金を集め、その集めたお金を個人や企業に貸す。貸した時の金利と預金者に払う利息の利ザヤで儲ける。
- 預金者のお金は、勘定科目で言えば預金であるが、借りたものであり、返さなければならないお金のため負債となる。
- 自己資本比率の選定基準を除けば毎月メンテナンスで行っている選定方法でよさそうだ。
メンテナンスについては、現状私が行っている方法でまだまだ改善の余地があると思いますが今時点では最良の方法と考え実施しています。
興味があれば、最新のメンテナンス状況「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年6月」を参考にしてみて下さい。
ポートフォリオメンテナンスではなくまだ高配当株投資を始めてないけど興味がある方は、「高配当株投資の配当金シミュレーションがモチベーションを上げる」を参考にしてみて下さい。
また、高配当株ポートフォリオを作り始めたいんだけど最初何を購入をしたらいいか迷って前に進めない方は、「2020年5月から始めた日本高配当株ポートフォリオ」を参考にしてみて下さい。私自身ここから始めました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは、かじもりでした。
調べてみて改めて銀行の仕組みを理解しました。
あとは、窓口対応やATM等の手数料ですね。