こんにちは、かじもり(@kaji_mori)です。
私は、アラフォーに突入してから投資を始めました。
お金の勉強をしていく中で、私は長期投資のスタンスです。
配当利回り3.75%(税引き後3%)を狙いとしメンテナンスしています。
子供たちも成長し、お金もかかり始めるころに高利回り、高リスクの銘柄1点集中は現実的ではない選択であり、時間を味方にすることも過ぎてしまった時間は取り戻せません。
それらの利回りリスクと時間をカバーする方法が、入金力です。
今現在は入金力を上げられる状況ではないですが、入金力を上げるべく行動しています。
それでは、入金力の効果について書いていきたいと思います。
私が行っている投資スタンスの長期投資については、「アラフォー投資初心者が長期投資を選ぶメリット6つ」を参考にしてみて下さい。
高配当株投資は、日本の銘柄を個別に少額でメンテナンスをしています。最新のメンテナンス状況は、「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年2月」を参考にしてみて下さい。
もくじ
株式投資の高利回り

高利回りの利回りとは1株あたりの配当金を株価で割ったもので、配当金が高ければ高いほど
または、株価が低ければ低いほど利回りが高くなっていきます。
優良銘柄の場合
配当金が高くなるという状況は、企業が増配した時ですね。
企業の売り上げが伸び、利益が上がる。
株主還元の考えが配当性向30%とすると利益上昇分は株主にも還元されます。
しかし、この企業は人気がなく株価が低い

配当金が高く、株価が低くなる状況はここまでです。
優良企業で今後も成長するであろう状況であればもちろん買いです。
その状況に気付き、投資家の皆さんが買いに走れば株価は上昇します。
株価が上がると利回りは低くなるのです。

優良企業を高利回りで手にするには、知識とタイミングが必要となります。
例えば、以前の記事「高配当株メンテナンスにおけるIRバンクの使い方」にて例にした、連続増配銘柄である「花王」は2021年2月10日現在で利回り1.90%です。
高配当株投資のメンテナンスににおいて、私が使っているIRバンクを解説した記事で連続増配銘柄「花王」の決算推移等を例に見ています。興味があれば、「高配当株メンテナンスにおけるIRバンクの使い方」を参考にしてみて下さい。

優良銘柄は利回りが低くなる状況でした。それでは、その反対の危険銘柄の場合を考えてみましょう
危険銘柄の場合
一言でいうと株主が売りに走る状況です。
企業成績が良くない、将来も期待できない、不祥事を起こした。
株主が売りに走ることで株価は下がり、高利回りになっていきます。
高利回りについては、増配による高利回りよりも、株価変動(低下)による高利回りの方が比重が高いと考えます。
ただ高利回りだからと1点集中で買った銘柄が、買ったとたんに減配なんて状況になったら目も当てられませんね・・・

購入前の減配は、目標としている利回り(私の場合3.75%)以下となるので、選定時に対象から外れますが、購入後の減配はダイレクトに影響を受けます。
高利回りはそれだけリスクが高いため、私はただ高いものは買わないよう銘柄選定をしています。
中には、良くない銘柄を買っているかもしれません・・・
そのリスクは、分散で大きなダメージにならないようにしています。
高配当株投資は、日本の銘柄を個別に少額でメンテナンスをしています。最新のメンテナンス状況は、「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年2月」を参考にしてみて下さい。
メンテナンスの方法については、「Yahoo!ファイナンスのポートフォリオを使った銘柄選定」と「高配当株メンテナンスにおけるIRバンクの使い方」を参考にしてみて下さい。
株式投資の時間の力

時間の力について見ていきましょう。
下のグラフは、月1万円を利回り5%積み立てを「10年」、「20年」、「30年」行った場合の最終金額差を表しています。
10年間運用した場合

20年間運用した場合

30年間運用した場合

- 10年間の運用:1,552,823円
- 20年間の運用:4,110,337円
- 30年間の運用:8,322,586円
以上のような金額差が生まれております。
運用期間は長ければ長いほど、複利の効果が出ています。
また長期運用をすることで収益率が安定してきます。
これは、プラスになる幅、マイナスになる幅が年数を重ねるほど狭くなり利益の安定が期待できます。
複利の効果や平均収益率の安定化は、「アラフォー投資初心者が長期投資を選ぶメリット6つ」を参考にしてみて下さい。
株式投資の入金の力

次に入金力について比較してみましょう。
1000万円の1%運用で配当金は100,000円/年と100万円の5%運用で配当金は50,000円/年と配当金額の差は50,000円です。
入金力にだいぶ差はありますが、入金力があることで低リスクで倍の金額の差があります。
100万円で同じ金額を得ようと思うと10%で運用しないと得ることができません・・・
相当な知識や運、運用するための時間も必要になると思います。
かたや1,000万円の1%運用は、安定したETFを持っているだけで実現できるかもしれません。

これが入金の力です。
株式投資においての入金力の効果まとめ

- 利益を上げるために高利回りを選ぶにはリスクが高い
- 利益を上げるための時間が少ない
- 高利回り、時間以外に利益を上げる方法は入金力
入金力の説明については以上となります。
私のようにアラフォーから投資を始めた場合、まず時間は少ないです。
それでも収入を上げるためにどうするのか?
高利回りで運用するためには、知識も運も時間も必要でありサラリーマンとして働きながら実現するのは難しいし、そもそも高利回りはリスクが高いので大きな失敗は避けたいところです。
必然的に選択するのは、入金力になります。
実際、すぐに増やせるような入金力はありませんが、固定費の改善や収入の柱を増やし入金力を上げていきたいと考えています。
以上参考にしていただければ幸いです。
それでは、かじもりでした。
配当金が高く、株価が低くなる状況を考えてみましょう