こんにちは、かじもり(@kaji_mori)です。
私は、2020年5月から株式投資をデビューしました。
株式投資のスタンスは長期投資です。
今回その長期投資のメリットとデメリットについての内容となっています。
勉強する前まで株式投資は、デイトレードの事を言っていると思っており、ギャンブル性も高くパソコンに張り付く時間なんて作れないし手を出すところではないと思っていました。
しかし、お金の勉強をする中で学んだ事は株式投資は長期運用するスタンスであり
- 長期的な目線で見ると世界経済は成長してきている
- 複利の効果
- 平均収益率の安定化
- 投資元本の回収
- 増配による配当利回りアップの期待
- 買いより売りは難しい
長期投資の6つのメリットを知りました。
今回、私が行っているつみたてNISAでの長期投資と高配当株での長期投資のメリットについて書いていきたいと思います。
つみたてNISAについては、「2024年から変わる新NISAのつみたてNISAでとるべき行動」を参考にしてみて下さい。
高配当株投資については、国内株式と外国株式を分散しており国内は、SBIネオモバイル証券で単元未満で集めてポートフォリオを作っています。最新のポートフォリオメンテナンス状況は、「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年7月」を参考にしてみて下さい。
これから始めてみようと思っている方は、最初のポートフォリオ作成として、「2020年5月から始めた日本高配当株ポートフォリオ」を参考にしてみて下さい。
米国高配当株については、ETFで運用しています。私の場合は、ルールを決めているので大きな時間を掛けずに分散投資ができています。この考え方については、「米国高配当株ポートフォリオと運用方法」を参考にしてみて下さい。
もくじ
つみたてNISAでの長期投資メリット

まずは、つみたてNISAにおいての3つのメリットになります。
メリット1~長期的な目線での経済成長~
以下は、全世界のETF(お弁当パック)である
VT(VANGUARD TOTAL WORLD STOCK ETF)の10年のチャートです。

このチャートから確認ができることは、短期目線で見ると落ち込む年もあるが、長期目線で見ると右肩上がりとなっていることが確認できます。
私自身は、楽天VTIですが長期的な目線での経済成長を期待して黙々とつみたてをしていく予定です。
メリット2~複利の効果~
複利の効果は、毎月のつみたての他に配当金が再投資され、その再投資分を含めたリターンとなり
計算すると以下のようなシミュレーションとなります。

以上のように、投資元本としては、8,833,245円に対して、7,244,972円の運用収益が期待できます。
上記シミュレーションは、あくまでも皮算用であり、運用収益を保証したものではありません。
私自身、複利の効果を期待し、黙々と長期のつみたてをしていく予定です。
つみたてNISAについては、「2024年から変わる新NISAのつみたてNISAでとるべき行動」で直ぐにでも始めるべきこと、運用シミュレーションなんかも書いていますので参考にしてみて下さい。
メリット3~平均収益率の安定化~
明治安田アセットマネジメントより引用させて頂きました。

上記グラフは、TOPIX(東証株価指数)の1978年から40年間の収益率振れ幅のグラフです。
横軸が投資期間、縦軸が収益率となっており、年数を重ねるごとに最大収益率及び最小収益率の振れ幅が金利に収束していく状態となっています。
このグラフからわかることは、長期運用を行うことで安定した利益が期待できます。
高配当株投資での長期投資

次に、高配当株投資においての3つのメリットになります。
メリット4~投資元本の回収~

高配当株投資は、会社の利益の一部である配当金を得る投資法であり、企業が長期的に存続し、その企業の株を保有している間受け取り続けることができます。
例として、税引き後3%の利回りで10,000円投資していた場合、1年で300円となります。33年保有することにより、投資をした10,000円分を回収したことになります。
長期保有をするほど、恩恵を受けられるということになります。
メリット5~増配による利回りアップの期待~

私が2021年7月現在保有している銘柄のうち28/59社が増配となっています。
私が行っている日本の高配当株投資は配当利回り3.75%(税引き後3%)を狙いとして行っており、増配によって簿価利回りが上がった場合は、利回りが低いが優良で増配が期待できる銘柄を選定することも視野に入ってきます。
増配銘柄をポートフォリオに組み込むことができれば、簿価利回りを高める方向性やより安定した方向性にもかえていくことができます。
このような増配からの利回りアップによる方向性の選択も、長期運用あってのことと考えます。
メリット6~株を売らないという選択~

株式投資において「買いより売りは難しい」という言葉があります。
それならば売らないというスタンスはどうでしょうか?
高配当株投資は、会社の利益の一部である配当金を得る収入の柱の一つです。
当然配当金を受け取るためには株を持っている必要が有ります。
売りが難しいのであれば、長期保有し配当金を受け取り続けましょう。
私は、日本高配当株を個別でメンテナンスしてポートフォリオを作っています。
私自身、売らないスタンスであり、毎月メンテナンスを行い、リスクの分散と配当金受取予定額を増やしています。
「日本高配当株ポートフォリオメンテナンス状況2021年7月」を参考にしてみて下さい。
長期投資のデメリットとその対応

つみたてNISAにおいても高配当株投資投資においても、持っているだけではダメで積み立てて行く必要があります。
そのための資金が必要であり収支の把握や生活防衛資金や余裕資金のを作ることが腰を据えて長期投資に取り組む事ができます。
現状の収支把握や生活防衛資金、余裕資金については、「マネーフォワードMEを使った家計管理の工夫」、「資産運用をするのに生活防衛資金が必要な理由2つ」、「余裕資金というバッファを用意しよう」を参考にしてみて下さい。
アラフォー投資初心者が長期投資を選ぶメリット6つまとめ

アラフォー投資初心者が長期投資を選ぶメリットは以下の6つになります。
- 長期的な目線での経済の成長
- 複利の効果
- 平均収益率の安定化
- 投資元本の回収
- 増配による利回りアップの期待
- 売らないスタンスでは売る難しさを回避
長期投資は利益を確約するものではありませんが、短期目線と比較すると安定化には繋がると考えており、私自身長期投資で取り組んでいます。
若い人たちは、更に時間が味方になってくれると思っており
我が子達にもお金の教育をしていきたいと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは、かじもりでした。
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